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  • 2017.04.13 Thursday
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頭山ならぬ、頭の中の桜山

 雲雀が賑やかに囀る、長閑過ぎる風景の中を通勤しています。

八重桜も散りはてて漸く、未練も風に吹かれていきました。
私はどうも桜に深い執着を持っているようです。毎日桜を見ていても、いつも見足りない焦燥感を抱えたまま、毎年春を見送るのです。
それは、花見をした年でさえも。

子供の頃の春は毎年、桜を描く事から始まっていたように思います。
故郷の町には桜が咲き乱れる山寺がありました。そこでは毎年春休み中に桜祭りが開催され、子供向けに桜の写生大会が開かれるのです。
画材とお弁当と飲物とおやつとお小遣いを持ち、遠足気分で参加します。
桜で覆い尽くされた山の好きな場所に陣取り、一日かけて桜を描きます。
お祭り事が好きで、桜が好きで、食いしん坊で、野遊びが好きで、絵が好きな私にとって、大好きなイベントでした。
大抵、絵が好きな姉と一緒に参加していました。低学年の頃、姉が
「桜の色はピンクを塗らないで、ほとんど白に近い色で塗った方がいいよ。本当の桜はピンクより白っぽいでしょ。」
とアドバイスしてくれました。それまでベタッとピンクを塗っていた私は自分を否定されたようで、少しムッとしたと思います。が、目の前の満開の桜で染まった山を見て、確かに姉の言う通りだと思ったのを覚えているのです。

毎年、母の作ってくれたお弁当を食べ、絵を描くのに飽きたら屋台を冷やかし、春休みの最中に出会う同級生にくすぐったい気持ちになり、姉と花を摘み、歌を歌いながらのんびりと帰る。


大切な大切な春の、桜の想い出。

それを超える桜には、なかなか出会えません。


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  • 2017.04.13 Thursday
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  • 15:15
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コメント
相変わらず読ませる文章ですね。小説を読んでいるようです。お陰で破天荒な姉に翻弄されるニコさん像が定着してしまいました。
 「普段は振り回されて辟易してるのに、たまに心が温かくなるような優しさを感じたりしてホロっとさせられるような・・・」まさに妄想ですけどね。
  • ジャン・バードマン隊長
  • 2013/04/29 1:43 PM
ジャン・バードマン隊長様

コメントありがとうございます。そして一ヶ月も遅い御返事で本当に申し訳ありません…。

姉は、子供の頃は本当に破天荒が服を着て歩いているような人でした。破天荒というか……懲りない奴。
またエピソードを記事にしたいと思います。
  • ニコ
  • 2013/05/24 10:43 PM
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